インターネットでの誹謗中傷

インターネットでの誹謗中傷が増えています。

最近では「誹謗中傷」ということばセットで使用されることが多いですが、
本来「誹謗」と「中傷」は別々の言葉なのです。

誹謗とは、根拠のない悪口で他人を誹り、名誉を汚し、貶めることをいいます。
中傷とは、根拠のない嫌がらせや悪口などを言うこと。

これらを合わせると、「誹謗中傷」とは、根拠のない悪口や嫌がらせで、
他人の名誉を汚すことと言えます。

そして、誹謗中傷は、立派な犯罪で、その結果として名誉毀損罪、侮辱罪、信用毀損罪、
業務妨害罪などの罪に問われることがあります。

なぜなら、企業の場合は、これらの誹謗中傷による結果として、「社員の退職」「融資の停止」
「顧客離れ」などが現実のものとなるからです。

個人の場合でも同様で、「失業」「人事考課のマイナス」「退職」などが現実のものになるからです。

誹謗中傷に当たるかどうかは、書かれた事実が真実であるかどうかが分かれ目になります。

刑法230条の名誉毀損罪によれば、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、
その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する」とあります。

インターネット上で不特定多数の人に見られる状態であれば、「公然」となります。

このようにインターネットでの誹謗中傷は軽々しい気持ちで行ってはいけないものなのです。

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